深い森
溶けて
消えてゆくものを創る
存在を消し、不在を確かめるあなたの手
声はうつせみ
かろやかなリズムでゆらぐ炎
くちづけのあとの遠い記憶
言葉の繊細な刺が震える
いつか、
私たちのたどった道の優しさを思いだす時がくるだろう
その時に必要なのは、沈黙を埋める言葉ではなく
沈黙を許容するための、あなたと私の手
時を遡航するように溶けて流れる血液のつたない温度
そっと唇を噛めば忘れてしまいそうな思いを重ねて
日々はめぐる
消えてゆくものを創る
存在を消し、不在を確かめるあなたの手
声はうつせみ
かろやかなリズムでゆらぐ炎
くちづけのあとの遠い記憶
言葉の繊細な刺が震える
いつか、
私たちのたどった道の優しさを思いだす時がくるだろう
その時に必要なのは、沈黙を埋める言葉ではなく
沈黙を許容するための、あなたと私の手
時を遡航するように溶けて流れる血液のつたない温度
そっと唇を噛めば忘れてしまいそうな思いを重ねて
日々はめぐる





☆写真は上から、
京都国立博物館のてっぺんと飛行機雲。
京都の夕暮れ。
嵐山、天龍寺の紅葉。
京都嵯峨の御髪神社に居着いている猫たち。
JR京都駅からの夜景。硝子に写り込んだ京都タワー。
11月は、
奈良へ正倉院展、シャガール展、
京都へ狩野永徳展、嵐山へ紅葉、オルゴール博物館を見にいきました。
いや、なかなか芸術の秋って感じで…正倉院展は40分、狩野永徳展は、なんと110分という脅威の待ち時間で…人がわんさかわんさかあふれかえってなかなかになかなかな状態でありましたが展覧会の見ごたえは十分でありました。
奈良の秋、京都の秋ともにとても素敵でした。
日本の秋はほんと美しいなあ!って思います。
そして、12月はじめからは塗装仕事で神奈川へ行きます。
三、四週間ほど…
ああ…寒そう。いや寒いに決まっている…。
冷え性にはつらい季節です。
いつ扉を閉めたのか
思い出せないで
すぐに次の扉
開けては閉じてを繰り返し
曖昧な言葉にうなずいて
心ない言葉を発している
広がる街並みのどこかに
君はいて
きっと
泣いたり
笑ったり
昨日とは少しだけ違う
今日に戸惑っている
きっとほんとうのことは誰にもわからず
目に見えない鼓動を震わせて
世界は明日へとすすむ
僕らの今日は
からっぽのようで
からっぽではなく
満たされない思いを詰め込んだ世界は
全てを満たすことができないぶん、
ほんの少しの希望をそのすきまに
おいてゆくことができるんだ
気がづけば空に星
風が揺らす街の灯は
今日も同じように瞬いている
思い出せないで
すぐに次の扉
開けては閉じてを繰り返し
曖昧な言葉にうなずいて
心ない言葉を発している
広がる街並みのどこかに
君はいて
きっと
泣いたり
笑ったり
昨日とは少しだけ違う
今日に戸惑っている
きっとほんとうのことは誰にもわからず
目に見えない鼓動を震わせて
世界は明日へとすすむ
僕らの今日は
からっぽのようで
からっぽではなく
満たされない思いを詰め込んだ世界は
全てを満たすことができないぶん、
ほんの少しの希望をそのすきまに
おいてゆくことができるんだ
気がづけば空に星
風が揺らす街の灯は
今日も同じように瞬いている