記憶のなかの、
月と東京タワー
鎌倉にて、内藤礼

鎌倉にて『内藤礼―すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している』展を観ました。
2Fの展示室を仄暗くしてのインスタレーション「地上はどんなところだったか」が繊細でとても素敵でありました。
黄泉の国のような
羊水のなかのような
揺らぐ水のような
宇宙の片隅にひっそりと存在している空間のような
電飾の光はたましいのような
そんなイメージ
展示硝子に映る電飾の光が合わせ鏡のように対面の硝子にも映って、
連綿と続く感じが非常におぼろげで神話的な”場”の力を感じました。
鑑賞者それぞれ呟く言葉、感想は違えども、なにか共通の感覚と認識を生じさせる不思議な空間でした。
時の影
ミズタマリ


足で踏んだら衝撃波!ってな感じで、みしみしっ!と亀裂が走った凍った水たまり。
まるで、防弾硝子がピストルの弾で割れたみたいに見える。
写真に撮ってみたら抽象画みたいなおもしろいイメージになった。
しかし、神奈川は寒いです。。。